培地中に放出された細胞外ATPの測定

概要

培養細胞の培地中のATP量は極めて少なく、かつその量的変化を正確に測定することは困難でした。
ATP発光測定試薬の高感度化により、培地に試薬添加するだけで測定検証が可能になりました。

注意:細胞内への取込量の測定には細かな検証が必要です。培地中のATP量に対し細胞内ATP量は多量であるため、細胞内外のATP量を合算で100として考察することはできません。

一般的な手順 (ATPアッセイ)

  1. 培地を測定容器に採取
  2. ATP発光測定試薬を添加
  3. ルミノメーターで発光量を測定

推奨製品

試薬:高感度なATP発光測定用試薬 (各社製品)
装置:シングルチューブルミノメーター (Berthold Technologies製)

この実験系には下記の装置が最適です!